

「おもしろい」と感じるポイントを追求する
現在の私の担当業務は、プレイヤーや敵、ギミックなど多くの人が目にする部分のプログラム開発です。特にプレイヤーに関しては画面に表示するだけではなくインタラクティブに操作できる分、実際に自分が操作した時の「爽快感」や「楽しさ」が直感的に感じられるよう意識して開発しています。また、それを都度チームのメンバーに触ってもらい、意見をもらうことでクオリティを上げていくようにしています。何度も何度も試行錯誤して出来上がったものをディレクターやプロデューサーに「おもしろい!」と言ってもらえたときは本当に嬉しいですね。自分や周りが「楽しい、おもしろい」と思えるポイントを徹底的に追求して、実装していくことがこの仕事の一番のやりがいです。

職種に関係なくアイデアを出せる
私は以前からコントローラーでプレイするアクションゲームが好きだったので、コンシューマゲーム業界を志しました。ゲーム会社を探して行く中でグッド・フィールに応募したきっかけは、家庭用のアクションゲームを得意としていたことはもちろん、社名の由来である「いいかんじのものづくり」という理念に惹かれたからです。「いいかんじ」とは口に出すのは簡単ですが、全員が全員「いいかんじ」と本当に思えるのはそう簡単なことではありません。そうした曖昧だけど、とても大切な部分に挑戦し続けている会社だと感じました。他のゲーム会社はどうか分かりませんが、グッド・フィールの開発メンバーは、ただ言われた通りに作業するだけではなく、職種に関係なく常にゲームのおもしろさに対する意見やアイデアを求められ、それがゲームに反映されることが多くあります。こうした全員がおもしろさを追求するという姿勢が「いいかんじのものづくり」につながっているのではないかと感じています。


多種多様なメンバーで本気のゲーム作り
プログラマーにもいろいろな方がいます。プログラム全般に精通している方や、プログラマーの域をこえて企画側で活躍されていて、つい最近ディレクターに抜擢された方など、さまざまな面で尊敬でき、困ったときには頼れる先輩に囲まれています。また、職場全体には普段から「おもしろいゲームを作ろう」という思いがあふれていて、ユーモアがあって楽しい人が多いです。それもあってか、時折職場のどこかで笑いが起こっているような環境です。プロジェクトメンバーにもそういった方が多く、ゲームを開発する上でミーティングする際には冗談もあって和気あいあいとしていますよ。みなさん面白く楽しいゲームを作ろうという心意気は本物なので、何度も何度もアイデアを練り直して「本当におもしろいのか」という部分に決して目をつぶらず、徹底的に突き詰めています。


将来の夢に向けて経験を積みたい
幼稚園で初めてテレビゲームに触れたとき、今まで触れてきた遊びとは一線を画すデジタルな遊びに衝撃を受け、その時からゲーム業界に進みたいと思うようになりました。その後、中学時代からプログラミングを始め、高校の文化祭では一人で作ったシューティングゲームを販売しました。大学でも情報系の学科に進み、プログラミングについての知識を高め、大学院ではデジタルゲームについて研究していました。幼少期はただ漠然と将来ゲーム開発を行うことだけを考えていましたが、徐々に自分の作品をヒットさせることを夢として意識するようになっていきました。その時点ではゲームをヒットさせる具体的なアイデアはなかったのですが、今後実際に会社でゲーム開発を行っていく上で色々なノウハウを学びつつ、個人的にも様々な経験を積み、ヒットするアイデアを考えていきたいです。そして、そのアイデアを使っていつか自分が企画したゲームを世に送り出したいです。