とにかくギミックを「無限」に作る
私はプランナーとして、主にゲーム内に登場する「仕掛け(ギミック)」のアイデア出しを行っています。とにかく毎日たくさんのアイデアを提出していますが、ゲームの面白さを左右する部分となるだけに、実際に採用されるアイデアはごく一握りです。まだまだプランナーとしては経験が浅いので、ゲームプランの精度は高いとは言えません。だからこそ遊ぶ人の印象に強く残るようなアイデアを、とにかく「数多く出す」ことを日々の課題としています。例えば「アイデアを今日中に5つ出して」と言われれば、私はそれ以上出すようにしています。その甲斐あってか、今ではチーム内で「ギミックを無限に作れる人間」なんて言われたりもします(笑)。
良いアイデアは「笑い」から
チーム内で会議をする際に、自分の中で心がけていることがあります。それは、自分のアイデアを提案する際に「笑いをとる」ということです。淡々とした会議よりも、笑いが起こることによって自然と場が穏やかになり、よりメンバーが素直になって共有、評価しあえるからです。それによって、面白いアイデアが思いつきやすくなったり、誰もが発言しやすくなるというメリットもありますよ。もちろん、笑いをとるプレゼンをするためにはアイデアの内容もありきたりではいけません。人と違った視点からも物事を考えてみて、聞く人の記憶に強く残すことを意識しながら取り組んでいます。
アイデアを分かりやすく絵で伝える
実はもともとはデザイナー志望で、大学ではイラストやグラフィックデザインなどを勉強していました。可愛いキャラクターに携わる仕事がしたかったので、もちろんゲーム業界は志望していた業界の一つでしたが、まさかプランナーとして採用されるとは思ってもいなく、正直最初は不安でいっぱいでした。ですが、今はその不安は全くありません。プランナーの業務に携わるうちに一つのものを黙々と作るよりも、アイデアをとにかく早く分かりやすく絵で表現して、アイデアをたくさん出せることが私の最大の強みだと気付けたからです。そしてその強みがプランナーの仕事には合っていると感じました。他にも学生時代に、企業と協力をして商品企画を行うことがあり、ただ自分の作りたいものを作るのではなく「どうしたらターゲットに印象を強く残せるのか」を常に意識していました。これらの経験が、今のゲーム制作にも活かされているのだと思います。
個々の強みをフルに活かせる職場
グッド・フィールの職場はとても穏やかな雰囲気で、先輩方は困ったことがあればすぐに相談に乗ってくださいます。みなさんゲームをプレイすることが大好きで、かつ人を喜ばせよう、楽しませようと懸命に頑張れる方が多いと思います。とにかく面白いゲームを追及するために、上とか下とか関係なく全力で意見を言いあえる。グッド・フィールはそんな会社です。また、特にプランナーは多種多様なバックグラウンドを持った人が多く、絵が描ける人、プログラマーだった人、法律に詳しい人、歴史に詳しい人、アドベンチャーゲームに詳しい人など企画スキルにプラスしてなにかできる方が多くいます。また誰でも意見を言いやすいので、その経験をフルに活かせる環境だと思います。ちなみに私の場合は、絵を描くスキルとダンスのスキル、そして人を笑わせるスキルがあります(笑)。