

お互いを尊重しながらも意見はどんどん出していく!
Q.入社理由と入社後の印象を教えてください。
好きなゲームタイトルの開発をしていることや“いいかんじのものづくり”という社風に惹かれて入社しました。
入社後に驚いたのは、スタッフが活発に話していることです。デザイナーは黙々と作業するイメージがあったので、社内の雰囲気が想像よりも明るくて印象に残っています。穏やかで優しい人が多く、お昼やおやつ時に「おいしいよ」と机の上にお菓子を置いてくださる人もいて(笑)。先輩スタッフが色々と気にかけてくださり、会社に馴染むのは早かったです。話しやすい環境があるおかげで、業務の悩みごともすぐ相談することができますね。
次に、職種に関係なく積極的に企画に関わってアイデアを出していく点も印象的でした。エフェクト・モデラ―・ギミックなど色々なスタッフがいて、様々な視点から提案していきます。時には意見が食い違うこともありますが、ギスギスするのではなく、妥協するわけでもなく、お互いの意見を尊重し合いながらクオリティを追求しています。社内全体で風通しのいい雰囲気ができているので、活発に意見を出し合えるのだと思います。


自分の「やりたい!」を叶えられる会社
Q.現在の仕事内容について教えてください。
入社一年目にメインキャラクターの衣装デザインを任せていただきました。アートはベテランが担当されるイメージだったので正直驚きました。最初は自分が進めていることが合っているかわからず緊張しましたが、先輩スタッフに確認していただける環境があり、分からなくなったら「お願いします」と聞きに行っていました。
新人の頃から裁量の大きな仕事を任せていただけることもあるので、大きなやりがいに繋がります。その分クオリティも求められますが、先輩スタッフにしっかりフォローしていただけるので、安心して業務に当たることができました。考えが纏まらない・形に出来ないと相談すると、具体的に、細かな部分まで解決策を教えてくださるので本当に勉強になります。
現在はキャラクターのアート業務をメインに担当しています。アート業務は、衣装やキャラクターデザイン、三面図の準備、企画として提案する際の資料用イラスト作成など、多岐にわたります。企画に近いアイデアを求められることはアート業務の特徴だと思います。
実は入社後の面談で「メインでアートに触れることはなくとも、何かでアートに触れたい」と話したことがあるので、その話をしたおかげで「アートやってみる?」とお声掛けいただいたのかなと感じています。もちろん、内容やチーム状況にもよるとは思いますが、基本的にやってみたいことに挑戦させてもらえる環境があるので、自分の成長に繋げられる部分もグッド・フィールの良いところですね。


アートの力で相手を納得させる
Q.仕事でのこだわりを教えてください。
絵が魅力的であることを大事にしています。決して「絵が良くない」「企画が印象に残らない」「作りたいゲームのイメージが沸かない」と、なってしまわぬよう一枚で全てを伝えられるようにしています。制作時に”いいかんじにして”と曖昧な依頼が来ることもありますが、相手の求めていることを読み解いて提案。それを繰り返しながら形にしていきます。言語化できない部分にもこだわって、試行錯誤していく姿勢はグッド・フィールらしいといつも思います。
色味・背景・動きでも何でもそうなのですが、ゲームの遊び・おもしろさ・画面の見栄え・キャラクターの魅力などの邪魔にならないようなデザインにしています。企画に合った説得力や納得感がある絵をゲームに落とし込んでいくことも大事ですね。
Q.そのために努力をしていることはありますか?
普段の生活の中で、おもしろい形だなと思ったものがあれば、写真を撮るようにしています。対象物は本当に何でも良いのですが、最近だと、植物がウネウネと重なって生えている様子を撮影しました。他にも、道端に詰み上がったゴミのシルエットが、あまり見慣れないような形で気になったので撮影しました。キャラクター関連業務を行っていることもあるので、きれいなバランスのモノを見つけると思わず記録に残してしまいますね。


自分のデザインがゲームの世界に!
Q.仕事で嬉しかったことを教えてください。
試行錯誤の上でより良い物が出せた時、それが評価された時は素直に嬉しいです。その中でも、自分のデザインしたキャラクターが、ゲーム画面に載ったのを初めて見た日のことは忘れられません。イラストだったものが、形になり、なめらかに動いている姿を見て、本当に感動したことを覚えています。あれにはもう目がうるうるしましたね(笑)。
Q.仕事で印象的だったエピソードを教えてください。
先輩にアートの雰囲気が良いと企画を通す後押しになると言われたことです。逆になんだか絵が良くないのでいい反応がもらえないということもあります。”実際そういった場面を目にする機会があって、業務の責任の重さに”気が引き締まる思いをしたことがあります。といってもうまくいかないこともありますが…そんな時は楽しんで描くことを心掛けるようにしています。自分で楽しいと思ったものは必ず相手にも伝わるので。
Q.今後の夢を教えてください。
現在はアート業務をメインに担当していますが、いずれは自分の描いたアートを形にしていく3D業務にも触れたいです。将来的には、アートからモデリング、モーションまで一つのキャラクターをすべて自分で作り上げられる、様々な分野で活躍できるデザイナーになっていきたいです。